こどもにとって睡眠はとても大切です。
選手のこどもが練習後にくたくたになって帰ってきて”もう眠たい限界”というときは、ぜひ睡眠を優先させてあげてください。
息子は練習が終わって帰宅後、ストレッチも筋トレも宿題もお風呂も全て、放り投げて食事を済まてすぐに寝る日もありました。
睡眠優先でしたが、息子はジュニアオリンピックの出場を果たしました。
選手をしているこどもは忙しいです。水泳に学業に遊びにと、とにかく時間がありません。
睡眠の大切さを知り、日常生活とのバランスを整えることは、選手の重要項目です。
こちらではジュニア期になぜ睡眠が大切なのか、睡眠をとることのメリット、こどもの健やかな成長を願いながらジュニアアスリートを応援するわたしの実体験を交えたブログとなっています。
練習で疲れているのになかなか寝ようとしないこどもを見て早く寝てほしいなーとこっそり思っているジュニアアスリートのママは必読です。
なぜ”こっそり”なのか。
成長段階にあるこどもを見守るとき…あまり手や口を出したくない…でもこのままじゃあよくないぞ…背中を押してあげたい…その心境がまさに”こっそり”と陰ながら応援しているママにぴったりだからです。
睡眠不足から起こったこと
息子が選手になったのは当時小学4年生でした。
水泳楽しい!もっと速くなりたい!ジュニアオリンピックにでたい!
夢に向かい理想の自分を手にするため練習する日々。
しかし選手になってからというもの練習が終わって帰ってくるのは毎日21時。
終わるの遅いな…。もう一時間スタート早めてくれないかな…。まだ4年生だけどからだ大丈夫かな?
わたしは少し心配に思いながらも息子が練習から帰ってきてからも筋力強化にと筋トレやストレッチ、縄跳びも挑戦しだした姿を見て頑張っているなーと半ば感心していました。
それは今までならもう寝ていた時間帯にやっていました…。
しばらくそんな選手生活が続いていると
遊びに行った先でケガをしたり、宿題に手をつけなかったりということが起こってきました。
ケガをした時は思うように回復せず、ひかえていたレースの棄権を考えたこともありました。
睡眠時間が減ったことが原因で起こること
- 睡眠不足でぼーっとしている
- 学習意欲の低下
- ハードな練習をこなしているのに縮まらないタイム、体力がもたない(パフォーマンス低下)
- イライラしている
- ケガをする
せっかくJO目指して日々の練習を頑張っていても上記のようなことが起こると日常生活にも支障をきたし最悪選手生命も危うくなってしまいます。
良く寝ることはメリットしかない!
「寝る子は育つ」ということわざはおおむね12歳くらいまでの睡眠を指すそうです。この時期までは成長ホルモンがピークになります。骨の筋肉の発達、脳の成長に最も重要な大きな影響を与えます。
子どもの理想の睡眠時間は年齢によって異なりますがジュニア期の理想の睡眠時間はこちら。
小学生:9〜12時間
中学・高校生:8〜10時間
睡眠中のメリットはこちら。
- 疲れがとれる
- 体の成長…筋肉や骨が丈夫になります
- 免疫力が上がる
- 集中力、学習効率のアップ
- 心の安定
- けがの予防
睡眠をしっかりとるようになった息子は、早朝には目覚め、机に向かい、すっきりとした頭で予習復習などをするようになりました。
日常生活にもメリハリがつき、練習も集中して頑張っていったように感じます。
怪我もしなくなりました。
家庭は休息の場
わたしは改めて睡眠の大切さや家庭での役割などを見直し、家庭は休息の場であることを再認識しました。
練習でしっかりと頑張ってきているのだから家に帰ってからもそんなに詰め込む必要はないんだと。
ジュニアアスリートに限らず、こどもの健やかな成長を願うことを忘れてはいけません。
少々筋トレをしていなくてもバタンキューする日があっても、ジュニアオリンピックの出場を果たすことはできます。
もしあなたが睡眠時間を削ってまでトレーニングをしたり課題をがんばっているこどもを見て、どこかもやもやを感じていたら、肩の力を抜き
「今日もよく練習頑張ったね、もう寝たら?」と声を掛けてあげてください。
小学生の頃は自己管理能力が未熟なため特に家庭での「こうしたらいいよ」「こうしてみたらいいんじゃないかな?」の声掛けはポイントです。
こどもは安心して眠りにつくことができ、また翌日も頑張り継続する力となります。
睡眠計画
しっかりと睡眠時間を確保しつつ、一日の中で学習はどこでするのか?メディアは何時間するのか?ストレッチはいつするのか?などを無理のない範囲でしっかりと計画しましょう。
スケジュールの立て方ですが、例えば、子どもの時間の使い方をざっくりとスケジュール表に書き起こしたものをこどもに見せてあげてください。ポイントは「今現在の行動」を書くことです。こどもは自分の一日の動きを客観的に見ることができます。
それを見せた上で、「じゃあ宿題はここでする?」などとはめ込んだり消したりしながらスケジュール表を一緒に完成させていく方法です。
まとめ
睡眠優先にしたきっかけがあります。
それは、昔ジュニアで活躍していた息子さんをもつパパに聞いたことがありました。
どうやったらベストパフォーマンスがでるのか?と。
答えは「とにかくよく寝ること」でした。
答えはとてもシンプルだったので拍子抜けしました。「え?それだけ?」
それを聞いてからのわたしは「とにかくよく寝て疲れをとって」「寝れば早く治るから」「朝起きてやっても間に合うからもう寝たらいいよ」と、やたら寝ることを息子にすすめる母だったと思います。
それから2年後、JOの標準記録を突破したとき、答え合わせができたように感じました。
あれをしてもダメ、これをしてもダメ…何をやってもうまくいかない。何をしたらいいか分からない。
そんなときこそ、とにかく寝ましょう。
